2012年7月10日火曜日

フェンス

これは先日のラヴィニア音楽祭での出来事なのですが、音楽祭の会場は全て禁煙でした。タバコを吸いたい場合、一旦会場を出て、すぐ外の喫煙所で吸わないといけませんでした。

アメリカはたいていの建物の中ではタバコを吸えません。レストランでも禁煙は当たり前の禁煙先進国ですが、建物の入り口付近など、道端でタバコを吸っている人は結構多いし、道路によく吸殻も落ちています。やっぱり、タバコを吸う人もそれなりにいるのだなぁ、という印象です。

ダンナさまは愛煙家です。ラヴィニアでもタバコが吸いたくなり、喫煙所を探しました。
会場を出て喫煙所がどこか、辺りを見渡しましたが分かりません。たいてい喫煙所はタバコを吸う人がたむろしているので、すぐ見つかるのですが。。
見つからないので、係りの人に聞いてみると、「あっちのフェンスのほうだよ。」と教えてくれました。でも、見つけられません。別の係りの人に聞きましたが、「あっちのフェンスのところ。」と、同じ答え。3人目の人に聞いてやっと分かりました。


ここでした。

『フェンス』と言うので、隅っこの塀の付近かな?と思っていて、全然目に入りませんでした。"fence"を辞書で調べてみると、1番目の意味が、「(侵入・逃亡を防いだり、地所を区別する)囲い、柵、垣、塀、(馬術などの)障害物」だそうです。きちんと英語の知識があれば、迷わずにすみました。
こんなチェーンの囲いもフェンスと言うのですね。勉強になりました。

それにしても、この時、他にタバコを吸っている人はいませんでした。たくさんの人が集まるイベント会場にしては喫煙する人の割合がとても少ないように思います。やはりクラシックを聴くような人は健康への関心も高いのでしょうか?

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