2012年1月10日火曜日

アラスカ旅行 ~その② 出発日~

2011年12月24日午後3時過ぎの便でオヘア空港から出発しました。私はこの旅で初めてアメリカの国内線に乗りました。色々とびっくりしたことがありましたが、まずびっくりしたのはオヘア空港で最初に乗る飛行機からアラスカ航空の飛行機だったということです。


アラスカ航空は西海岸を中心にアメリカ、カナダ、メキシコまで飛んでいるそうです。

また、アメリカではアラスカ航空に限らず手荷物を預けると手数料が取られます。大体1つ20ドルほどだそうです。私は知らなかったので戸惑ってしまいましたが、アメリカ国内出張で慣れているダンナさまが対応してくれました。

靴やダウンを脱いで、全身スキャナーのボディチェックを受け飛行機に乗りました。

飛行機の中でも驚くことがありました。映画などを見るモニターが有料で貸し出しでした。まだ英語が苦手な私達。映画を見ても楽しむ域まで行かないので、わざわざ有料のモニターは借りませんでした。周りを見ると結構借りている人がいっぱいでした。でも、自分のパソコンやiPhoneで暇つぶしをしている人もいました。
食事やアルコール類も有料でした。機内食を食べたいか?と聞かれるとそうでもないので、合理的でよいのかもしれません。ソフトドリンクと小さなスナック菓子は無料でもらえました。
5時間弱程でシアトルに着きました。ここでアラスカ・フェアバンクス行きの飛行機に乗り換えました。


この日はクリスマス・イブ。空港のカートにまでリースが付いていました。そうそう、この日は色々な航空会社の窓口の係員数人がサンタの帽子を被っていました。そればかりでなく、お客さんの中にもちらほら。他にもトナカイの角のついたカチューシャをしたおばさんもいました。アメリカ人って陽気ですね。

次の飛行機の搭乗口の前にちょうどスタバがあったので一休みしましたが、時間になっても搭乗が始まる気配もなし。・・・搭乗口が変更になっていたようです。急いで正しい搭乗口を確認し移動しました。シアトル・タコマ国際空港、ここも大きな空港で正しい搭乗口まで1回電車に乗らないといけませんでしたが、なんとか間に合いました。
アメリカでは日常茶飯事のちょっとした出来事のひとつのようです。。

フェアバンクスまでは3時間のフライトでした。初日からオーロラ観測が始まります。今のうちにちょっと寝ておきたいから、と、ダンナさまはワインを1本注文しましたが、なんと無料でくれました。「え?」(日本語(笑))と聞いたら「Merry Christmas!」と。嬉しかったです。

コーラは無料です
でも、お味はいまいちで、これが(通常)6ドルなんて高すぎると思いました。

フェアバンクス空港に到着。荷物を受け取り、旅行会社の人から説明があり、バンに乗ってチェナ温泉へ移動しました。他にも何組か同じ飛行機で来たグループがあり、全員で10名ぐらいでした。
フェアバンクス空港のしろくま
空港の外に出てびっくりです。数秒で鼻毛が凍りました。見えるわけではありませんが、いつもと違う違和感を感じるのです(笑)すごいところに来たんだなぁ、と実感しました。

空港からチェナ温泉まで1時間程かかります。空港周辺は街が明るいのでオーロラ鑑賞にはあまり適さないのです。段々と進むにつれ、暗くなってきました。
すると運転手(日本人)のおじさんが、「あれがオーロラの始まりだよ。」と教えてくれました。うわさ通り、モヤモヤと雲のような感じです。見ているうちに段々はっきりしてきて進行方向の空の横に1本、緑の筋のようなオーロラがかかりました。進行方向と平行にもオーロラが出ていて左の窓からも見えたそうです。
安全な路肩に車を停めてくれ、皆でオーロラ鑑賞をしました。
車を降りるとまず、きれいな星空に感動しました。そして、オーロラです。道路と平行のオーロラはずっと横1本の筋状でしたが、進行方向にあるオーロラがカーテンのようにひらひらと動きました。しばらくすると少し弱くなってきました。皆、移動の途中で防寒対策がしっかりしていなかった為、5分か10分で車に戻りました。また、三脚がスーツケースの中だったため、写真を撮れませんでした。
運転手さんが、「一旦弱くなってもまたしばらくしてから出るかもしれない。」とか、色々解説してくれました。でも、この運転手さん「今回でオーロラ見れるの今日だけかもしれないから、安全な場所があったら停めるから」なんて不吉なことを言ったのです。ちょっとショックでしたが、心構えが出来てよかったかもしれません。
ホテルにチェックインし、空を見てみましたが、結局この日は移動中に見たオーロラが最大だったようです。
長い一日となりました。

2 件のコメント:

  1. 私も国内線を利用して手荷物が有料でびっくりしました。あとTSAロックを解除され荷物の中身がまさぐられました。なんだかやられたと思いました。知り合いの方から国内線でLost baggageにあいそのまま出て来なくなったという話を聞いたのも衝撃的でした。到着が遅れる事はあっても紛失はまさかと思っていたのですが、これがアメリカかと思いました。

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  2. Lost baggageとは悲惨ですね!私達も今回は飛行機を乗り継ぐので無事に荷物が届くかドキドキでしたが、「紛失するかも」とは考えませんでしたよ。もはや、なんでもありですね!

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