この旅はいい意味でも悪い意味でも予想を裏切られた旅でした。悪い意味の裏切りは、オーロラです!私達は4回鑑賞のチャンスがあってそのうち見られたのは、初日と最終日の2回のみ。半分はお天気が悪く空が曇っていたため見られませんでした。いい意味の裏切りはチェナ温泉です。目的はオーロラ鑑賞だったため、宿には特にこだわりがありませんでしたが、チェナ温泉に泊まって予想外に楽しかったです。
まず、食事がとてもおいしかったです。しかも値段も割と良心的でした。(
日本語メニューのページ)よろしければ、メニューと写真を照らし合わせてみてください。また、朝食、昼食、夕食と時間が区切ってありますが、昼食の時間に夕食のメニューを注文できたり、逆に夕食の時間に昼食のメニューも注文できました。店員さんはほとんど日本語はしゃべれませんが、日本人に慣れているので、なにかと優しく対応してくれます。
到着した翌朝、初めて頼んだメニューはこちらです。
スモークサーモンのベーグルはサーモンたっぷりでおいしかったです。パンケーキを注文したのはダンナさま。ちょっとボリュームが足りなかったようです。ソーセージはアメリカ風であまりお好みでなかったようです。 昼間は敷地内を少し散歩するぐらいであまり動き回ったりしないので、そんなにお腹も空きません。1食もたいていアメリカンサイズで大きいので、滞在中は1日2食、1回バーに飲みに行く。そんなサイクルで過ごしました。この日は夕方5時ごろ夕食を食べました。
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ハリバット&チップス |
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スモークサーモンのクリームパスタ |
二品ともとてもおいしかったです。
この日はオーロラ鑑賞の前にこのカクテルを飲みました。こんな北の果てに雰囲気のよいバーがありカクテルが飲めるなんてちょっと感激しました。
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ほうれんそうとマッシュルームのオムレツ |
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あさりのワイン蒸し |
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えびのソテー |
どれもこれもおいしかったです。地熱を利用して野菜のハウス栽培もしているそうです。生野菜サラダやメイン料理に添えられたズッキーニなどもおいしかったです。
このレストランの責任者はイリノイ州の出身だそうです。日本語で話しかけてきたり、人懐っこい人でした。
温泉も予想外によかったです。温度もちょうどよく、肌がつるつるになりました。「水着で入るのってちょっと変」と思っていましたが、同性の家族や友達と一緒でない今回の私達のような旅でも一緒に楽しむことができるので、結構いいなと思いました。ただ、更衣室がとても狭かったです。服の脱ぎ着も大変なので1日1回、その代わり水を持ち込んで長く入るようにしました。欧米人、南米人、東洋人といろんな人種が温泉に入っている図もおもしろかったです。入るまでの通路が長くめちゃくちゃ寒いのですが、「さむー!」っと入ってくる各国の人たちの様子を眺めるのが楽しかったです。
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温泉のお陰でここで越冬できる鴨とあひる |
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ムースとトナカイのはくせい |
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オプションツアーに出発するセスナ |
また、部屋の中に施設の案内を書いた冊子がありましたが、英語版と別に日本語版もありました。これはただのホテルの案内だけではなく、アラスカ豆知識がとても一度に読みきれないほどたくさん書いてあるのです。きっとオーロラ鑑賞は昼間は退屈なので、こういったものを用意してくれているのだと思います。なかなかおもしろかったです。この冊子の影響もあり、私はアラスカが好きになりました。できたらいつか夏にも行ってみたいです。
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お部屋のランプ |
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