2012年2月21日火曜日

リンカーンパーク

先週末は久しぶりに出かけました。今年のシカゴは例年に比べると暖冬のようで、雪もそんなに積もっていません。最近は日も長くなってきて、春ももうすぐだなと感じるようになってきました。先週末も天気がよく、お出かけ日和でした。(とは言っても、まだまだ寒いですが。。)

行ったのはシカゴのダウンタウンの北の方にある、リンカーンパーク動物園と温室植物園(Lincoln Park Zoo, Lincoln Park Conservatory)です。この動物園と植物園はなんと入園料が無料です。でも、無料とはいえなかなか充実していました。

入園料は無料でも駐車料金はいくらだろう?と少し不安でしたが、1回13ドルでした。細かい時間で分かれてはおらず、駐車場に入るときに13ドルを払ってそれでおしまいでした。1日ゆっくり遊ぶつもりだったら、決して高くはないと思います。駐車料金を支払う際、20ドル札で支払ったらおつりに1ドル硬貨7枚が出てきました。


アメリカでは1ドル硬貨はめずらしく普段あまり見かけません。でも、こういったダウンタウンの駐車場や切手の自動販売機のおつりなどで硬貨を手に入れることが出来ます。買い物のときにこの1ドル硬貨を使うと、アメリカ人の店員さんも「おっ!」とちょっと驚いた顔をしたりするそうです。

1回13ドルの駐車料金を高いと思うかどうかは駐車する時間にもよるのでしょうが、公園内は路上駐車をしている車でいっぱいでした。しかも、日本ではありえないぐらいきつきつに詰めて駐車しています。


こんなに詰めたら出れないだろうと思うのですが、この車ではありませんが、たまたま車に戻ってきた人がいたので、どうやって出るのか見てみました。
本当に上手にぎりぎりまでバックして1回で見事に出て行きました。更にふと見るといつからいたのか別の車が待機していて、これまた綺麗に1回で縦列駐車していました。シカゴアンはただアメリカの広い道を運転しているだけじゃなく、華麗な運転テクニックの持ち主のようです。

さて、動物園の入り口で写真を撮り忘れてしまいましたが、立派な門があります。でも、入場無料ということは入場券もなく、当然入り口に係りの人もいません。不思議な感じがしました。

冬で寒いせいなのか、屋内にいる動物も多かったです。屋内で見られるので、こちらの人間側としても暖かいところでゆっくりできてよかったです。
冬の動物園は空いているのでよいかもしれません。でも、園内のカフェがお休みしていたり、展示をお休みしている動物も少しあったので、一長一短です。


この中にジャガーなどがいました。中は人が多く写真がうまく撮れませんでしたが、両脇に檻があっていろんな種類の猛獣系の動物がいました。(ライオンとトラは外の檻にいました。)屋根があると動物の臭いがこもります。

寝ていたのか(?)全く動かないワニ
まるで中年のオッサン!


動物は広々としたところに展示されていると思います。屋内の展示もまるでジャングルの中にいるかのようなつくりになっていたり、なかなか凝っていました。
お昼は動物園の近くの「R.J.グランツ(R.J. Grants)」へ。オバマ大統領もお気に入りのお店だそうです。

地元の人と観光客で賑わう人気店のようで、この日もお客さんでいっぱいでした。ハンバーガーはお肉の焼き加減を聞かれます。ハンバーガーと言っても、ファーストフードのものとは違ってかなりおいしいです。


その後、温室植物園のほうへ行きました。


シダ植物、ココナッツややし、様々なラン、季節の花が展示してあります。季節の花はつつじでした。バレンタインデーがテーマだったようで、シクラメンがハート型のオブジェの中に植えてありました。つつじとハートを組み合わせる感覚は日本人にはないと思います。外国の植物園ならではの展示だと思いました。

動物園と植物園で1日たっぷり楽しめました。また違う季節に行ってみたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿