2011年9月24日土曜日

アメリカの水

アメリカの水道水は残念ながら、あまりきれいではないようです。
8/7のシカゴの新聞に「シカゴの水道水に含まれる六価クロムはカリフォルニアの新基準値の11倍以上高い。」と言った見出しで記事が出ていたそうです。(カリフォルニアは水道水の化学物質削減を推し進めているそうです。)
シカゴはミシガン湖を水源としていますが、性ホルモンや除草剤、処方薬など浄化しきれず水道水に流れているとか。
また昨年12月に米環境NGOが全米35都市で水質調査をしたところ、31都市で六価クロムを検出しうち25都市でカリフォルニアの設定した目標値を超えていたそうです。
私はお恥ずかしながらまだ見ていないのですが、ジュリア・ロバーツ主演の「エリン・ブロコビッチ」は六価クロム溶液を長年垂れ流しにした企業に訴訟を起こし、巨額の賠償金を勝ち取った実話を元にした映画で、とても有名な話ですね。

この六価クロムは炭素フィルターの浄水器では取り除けないそうです。逆浸透膜浄水器なら取り除けるとか。
私達は今は飲料水や料理に使う水は、ミネラルウォーターを使っています。でも、ミネラルウォーターも水源が汚染されている可能性もあるようです。
500mlのペットボトルが24本入って3.5ドルぐらいでとても安いのですが、安いと言うことは水源が近い。つまり汚染された水なのではないか?と不安がよぎります。

私が渡米した8月下旬はシカゴの水質汚染のニュースが流れた直後だったためか、スーパーでこのペットボトルの水を買う人が多かったのですが、最近はそんなに見かけません。
みんなどうしているのでしょう?
ペットボトルを買うのも、少しはお金が余分に掛かるし重いし大変なので、水道水がきれいになればよいなと思います。(私がアメリカにいる間は無理かなぁ?)

この水は安全だと願いたいです

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