2011年11月22日火曜日

英語の発音

テレビでアメリカ人が話しているのを見ていて気が付いたことがひとつあります。
みんなあまり上唇を動かしていないのです。アメリカ人はすごく表情豊かだし、早口で「疲れないのかなぁ~?」と観察していて気が付きました。顔のほかの部分はすごく動いているのに上唇だけ動かないので、初めて気が付いたときはちょっと不思議な感じがしました。
日本人に比べ、口を大きく開けて力いっぱいしゃべっている印象がありますが、力の入れ方、口の開き方が日本人と違うのだということが分かりました。
英語はあまり縦に口を開かず、横に大きく開いてしゃべる言語のようです。
それに対して日本語は横に開く音は少なく、縦に口を開けることが多いようです。

具体例を挙げてみます。
外国人風に「アリーガト、ゴザーイマス!」と言ってみてください(笑)
そのあと普通に「ありがとうございます」と言ってみてください。
特に”ザ”の音に一番違いが出ると思うのですが、どうでしょうか?

私はこれを意識するようになってからアメリカ人に英語が前より少し伝わるようになった気がします。特に”r”の発音の入った言葉が伝わるようになりました。(勝手な推測ですが、)日本人が”r”の発音が苦手なのは口の開き方の違いのせいもあるかもしれません。

英語初心者が外国人と話すときは「何て言っているのだろう?」とか「どう答えたらいいのだろう?」とか、なにかと余裕がなくなって緊張してしまい、なかなか発音にまで気を配れなかったり、いつもよりガチガチになって拙い発音になってしまうこともあるかと思います。でも、「口を横に開く」ぐらいだったら簡単なので実践しやすいのではないでしょうか?

私はしばらく国際線に乗る予定はないのですが、いつもなかなか頼めないコーヒーがこの発音法で頼めるか試してみたくてうずうずしてます(笑)

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